Oracle Master Bronze DBA11gのまとめ
以下の項目を覚えていけば必ず受かるはず!
第一章 Oracle データベース管理の概要
リレーショナルデータベースの特徴
・行と列からなる二次元の表とリレーション(関係)によってデータを格納する
・表は行と列から構成される
・表の各行は主キーにより他の行と識別される
・外部キーにより表と表がお互いにどのように関係しているかを定義する
・表には、主キーを一つしか定義できない
・主キーには、重複した値やNULL値を格納することはできない
・値を指定しないフィールドにはNULL値が格納される
NULL値とは
・未割り当て・不明を意味する特別な値。空白とは異なる
・主キーにはNULL値を含めることはできない。
・NULL格納フィールドに対し算術演算を行った場合結果は常にNULL値になる
・外部キーの列にはNULL値を含めることはできる。
SQL(Structured Query Language)の特徴
・表内の問合せ、表への行の挿入・更新・削除を行う
データ検索
・SELECT
データ操作言語(DML:DataManipulateLanguage)
・INSERT
・UPDATE
・DELETE
・MERGE
データ定義言語(DDL:DataDefinitionLanguage)
・CREATE オブジェクト作成
・RENAME オブジェクト名前変更
・ALTER オブジェクト変更
・DROP オブジェクト削除
・TRUNCATE オブジェクト切り捨て
データ制御言語(DCL:DataControlLangauage)
・GRANT 権限付与
・REVOKE 権限取消
トランザクション制御
・COMMIT 確定
・ROLLBACK 取り消し
・SAVEPOINT セーブポイント
ORACLEインスタンスとは
システム・グローバル領域(SGA)と呼ばれるメモリー領域とバッググラウンドプロセス群で構成され、ORACLEの実行環境を提供する。
ORCLEデータベースを構成するファイルとは
・データファイル データを格納
・制御ファイル 整合性を維持する情報を格納
・REDOログファイル 変更履歴を格納
SELECT文の実行の流れ
①解析
・構文が正しいかどうかのチェック
・表などのオブジェクトの存在チェック
・SELECT権限があるかどうかのチェック
・SGA内の共有プール内のデータディクショナリキャッシュが利用される。
②実行
・SGAにあるデータベースバッファキャッシュからSELECTする行を取得
・データベースバッファキャッシュ内に対象行がない場合、データファイルからデータブロックをデータベースバッファキャッシュ
に読み込ませる。
③フェッチ
・実行ユーザに読み取った行データを渡す。
UPDATE文の実行の流れ
①解析
SELECTE文と同じ
②実行
対象行とUNDOセグメントがデータベースバッファキャッシュに存在するか確認。
存在しない場合はデータベースバッファキャッシュに読み込む
次に対象の表と行をロックする
変更履歴情報をREDOログバッファに記録
変更前情報をUNDOセグメントへのコピー
最後に対象行の列の値を変更
ORACLE管理ツール
OracleNetManager
ネットワークの設定
OracleDatabase ConfigurationAssistant(DBCA)
データベースを作成
OracleUniversal Installer
Oracleデータベースソフトウェアをインストールする
OracleDatabaseUpgradeAssistant(DBUA)
データベースのバージョンアップを行う
OracleEnterprise Manager
データベースの管理
SQL*Plus
コマンドインターフェース
DataDump
別のデータベースにデータを転送する
SQL*Loader
外部ファイルデータをデータベースにロードする
RecoveryManager
バックアップ・リカバリするツール