◆Oracle Bronze DBA11g 第三章

本日のお勉強のおまとめ
オラクルマスターBronze DBA11g 第三章

Oracle Enterprise Manager Databese Controlの概要

WEBブラウザを使用してDBの管理を行うアプリケーション
ブラウザからアクセスするには、サーバ上でdbconsoleプロセスを起動しておく必要あり。

起動方法は以下の2種類
・Windowsサービス

『スタート』→『設定』→『コンパネ』→『管理ツール』→『サービス』を選択
OracleDBConsoleを開始

・コマンドライン

ORACLE_HOME/binに移動
「emctl start dbconsole」コマンドを発行

Oracle Enterprise Manager Databese Controlへのアクセス

ブラウザから「https://コンピュータ名:1158/em」
※ポート番号は、ORACLE_HOME/install/portlist.iniで確認できる。または、「emctl status dbconsole」発行でOK

データベースホームページ
Oracle Enterprise Manager の「データベース」の「ホーム」ページではインスタンスの状態が確認できる。

・過去24時間のデータベース可用性
・CPU利用率
・ORACLEホームディレクトリ

Oracle Enterprise Manager 管理権限

管理権限の付与手順

1、Database Controlにログイン
2、「設定」をクリック
3、「管理者」をクリック。管理権限があるユーザが表示される。
4、権限を既存のユーザに割り当てるには、「作成」をクリックし割り当てるユーザを選択する。

設定ページのメニュー
・管理者

ブラックアウトの設定や電子メール通知のスケジュールなどのタスクを実行できる管理者の表示・編集・削除・作成を行う

・通知メソッド

通知を送信するための方式の定義

・ブラックアウト

メンテナンス作業を実行するためのターゲットの監視の停止

優先資格証明とは

・管理するターゲットのアクセス簡略化
・ターゲットに対して優先資格証明セットがあると、ログイン時に自動的に優先資格証明が使用されるため、ユーザ名・パスワードの入力が省略される。

遠隔地からのOracle Enterprise Manager Databese Controlへのアクセス

遠隔地からアクセスするには、リスナープロセスdbconsoleプロセスを起動しておく必要がある。

以下の場合はアクセス不可

・リスナープロセスが起動していない
インスタンスが起動していない
・dbconsoleプロセスが起動していない

一般ユーザで接続するツール

代表的なツールがSQL*PLUS

一般ユーザが接続に使用できないツール

・Oracle Enterprise Manager
・Oracle Universal Installer
・SQL*NET

SQL*PLUSの特徴・管理操作を実行できる

・データの問合せ、挿入、削除を行うSQLコマンドを実行できる
・対話的・バッチモードで使用できる。

SQL*PLUSの起動手順

データベースにログインせずに、SQL*PLUSのみ起動する。

「sqlplus /nolog」でコマンド発行

データベースにログインして、SQL*PLUSを起動する。

sqlplus ユーザ名/パスワード@ネットサービス名

◆Oracle Master Bronze DBA11g 第二章

本日のお勉強オラクルマスター 第二章

第一章に引き続き、以下を覚えれば受かる。はず。
特に赤字に注意!

Oracleソフトウェアのインストール

インストールの注意点

1GB以上のRAM
・スワップ領域1GB程度
・/tmpディレクトリに400MB以上の空き容量
・ソフトウェア用に1.5GB以上の空き容量
oraInventoryディレクトリにインストール情報を書き込む
・oraInventoryディレクトリのパスインストールユーザの権限を最初に決定する事が必要

インストール時に必要な環境変数

ORACLE_BASE

OFA(Optional Flexible Architecture)に準拠するディレクトリにインストール場合に基準となるディレクトリ名>

ORACLE_HOME

インストールするディレクトリ名

ORACLE_SID

ORACLEインスタンスに対する識別子。
英字で始まる8文字以内にする。既定値は「orcl」

NLS_LANG

クライアント側で設定する環境変数。
文字コード・言語・地域に合わせた定義にする

Oracle Universal Installer(OUI)

OUIでは以下の事が可能

・ORACLEソフトウェアの表示
・ORACLEソフトウェアのインストール
・ORACLEソフトウェアの削除

OUIによるインストールの特徴

サイレントインストール

設定方法を記述したレスポンスファイルを使用して、人の手を介さずにインストールする方法

・前提条件の自動チェック
・インストール中のConfiguration Assistantの自動起動

Oracle Database Configuration Assistant(DBCA)で管理可能なタスク

・データベースの作成
データベースのオプション設定
・データベースの削除
テンプレートの管理
自動ストレージ管理の構成

DBCAの設定項目データベース識別情報

グローバルデータベース名

データベース名.データベース・ドメイン名という形式で構成される。
初期化パラメータのdb_name.db_domainに設定される

システム識別子(SID)

既定値では、データベース名が設定される。 初期化パラメータのinstance_nameに設定される。

標準データブロックのサイズ

2k~32kバイトの範囲でdb_block_sizeパラメータにより指定する。
・テンプレートで「汎用またはトランザクション処理」「データウェアハウス」を選択した場合は、データブロックサイズは変更できない。
・サイズは最初に決定した大きさからの変更はできない。

データベース記憶域

ファイルシステム

OSのファイルシステムに記憶する(デフォルト)

AutoMatic Storage Management(ASM)

ディスクグループと呼ばれるORACLE独自の記憶域

RAWデバイス

OSのファイルシステム外のRAWパーティション

DBCAによるデータベース詳細情報データベースの作成が終了すると画面上に以下の情報が表示される

ログファイルの場所
・グローバルデータベース名
・システム識別子(SID)
サーバーパラメータファイルの名前・場所
Oracle Enterprise ManagerのURL

DBCAのテンプレート

・DBCAはテンプレートに基づきデータベースを作成する
・テンプレートはXMLファイルとして構成される。

DBCAのテンプレートの種類

シードテンプレート

既存データベースの物理ファイルとスキーマを格納するデータベースを短時間に作成可能

非シードテンプレート

作成されるデータベースがシードテンプレートに比べて柔軟にファイルの名前、サイズ、属性を設定可能

最初から用意されているデータベースは以下の3つ

汎用・トランザクション処理

汎用目的の使用や大量のトランザクション処理向き

データウェアハウス

データウェアハウスアプリケーション用

詳細

データベースをカスタマイズする際に使用

以上、本日のお勉強のまとめ終了!